30人学級制度を取り入れ「一人ひとりを大切に育む」教育を行っている。中高と千里金蘭大の一貫教育を一つの方針と考える。音楽会・美術展・古典芸能鑑賞会など行事も多く、幅広い教養、豊かな知性、美的情操の育成に配慮がなされている。また、人間力を身につける心のプログラムとして、道徳の時間に「７つの習慣Ｊ」を導入。最新の設備を利用したデジタル教科書も活用している。中２からは習熟度別クラス編成となる。

1905（明治38）年創立。2005（平成17）年、創立100周年。2007年には新校舎が完成。2020（令和2年）年には創立115年を迎えた。

2007年に竣工した光と緑にあふれるきれいな校舎は、最新の設備を配しながらも、木・緑・光を意識したナチュラルな空間がポイント。生徒はひとり１台タブレット端末を持ち、各教室にWi-Fiを完備している。また、200人利用可能なおしゃれなカフェ風の食堂や、600人を収容できる大きなウィステリアホール、図書館など、それぞれのシーンに合わせ、気持ちよく過ごすことができる。

学ぶ力、考える力、解く力、行動する力、認め合う力の「5つの力」を身につける。中1・中2では日々の授業を通して「学ぶ力」「考える力」「解く力」を意識し、ダンス発表会、赤ちゃんを招いて学ぶ授業などを行う。中3ではその実践授業として、内部進学への学習等を導入。また、クラブ活動や講座、合宿・修学旅行など、学校生活全体を通して「行動する力」「認め合う力」を発揮している。中学から高校へのスムーズなレベルアップを目指す。

中学校2年では「茶道」・「華道」・「箏曲」、3年で「書道」を学ぶ。高等学校全コースでは週1回授業として「茶道」・「華道」などの日本の伝統文化を学んだり、「礼法」（立ち居振る舞いや言葉づかいなど）などの講座を通してコミュニケーション能力を高める。ワークショップ（実際に体を動かしながら学ぶ参加型学習）を中心とし、実践的な知識と教養を身につけていく。

・入試に向けて予想したR4（※）偏差値一覧
・入試結果R4（※）偏差値一覧

※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階（RANGE＝レンジ）を示し、『R4＝80%、R3＝50%、R2＝20%』を意味します。