昨今、大河ドラマでも朝の連続テレビ小説でも、立て続けに女性の私学創設者が取り上げられています。みなさんは、なぜだと思いますか。 かつて「女子に教育は必要ない」と言われた時代がありました。そうした中で、熱い情熱と確たる理念を持って教育に挑んだ女性創設者の生きざまには胸震える思いがします。
いまの小学生たちが大人になり社会に出る頃には、想像もできないくらい新しい職業が誕生していると言われています。これまでとはまったく異なる世の中となり、よりグローバルな視点で物事をとらえることが求められます。そんな時に大きなヒントとなるのが、先の見えない時代を自らの手で切り拓いてきた女性創設者の「フロンティア・スピリット」なのではないでしょうか。
女性が生き生きと活躍する社会を実現するために必要なのはまず教育です。 兵庫県内には女子教育を専門に行ってきた、個性あふれる私立中高一貫校がたくさんあります。女子と男子とでは、脳の構造からみても思考方法や成長度合いに大きな違いがあることがわかっていますが、思春期という人間形成の上で大切な多感な時期を、成長に合わせて育みたいと願う女子校で過ごすことには、大きな意味があるのです。
社会に出てから、女性だけで過ごす場というのはほとんどありません。長い人生のうちに女子だけで過ごす時期を持てるということは、それだけで大きな付加価値となります。
さあ、自分に合った女子校を見つけてみましょう――