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受験生の一年間

入塾から入試までの流れを知っておこう

これから中学受験のために通塾を考えているみなさんは、新しい生活に意欲が高まる反面、日々の生活が大きく変わるのではと不安を感じていることと思います。これからの受験生活、いつ何をして、どんなふうに過ごせばいいのか、大まかな流れを知り、早めにイメージをつかんでおきましょう。
3・4・5年生については、塾に通い始めると、生活リズムがこれまでとは違ってくることもあります。小学校や塾の学習、習い事や遊びなど、時間の使い方を考えて自分が過ごしやすいリズムをつかみ、きちんと学習に向き合えるようにしていう必要があります。
6年生は入試本番までの1年間を、「前半・後半・直前」と区切って、メリハリをつけて過ごすことをおすすめします。保護者も入試に関する情報収集や事務的な手続きなどで忙しくなりますが、どんな時も子どもを信じて励まし、支えていきましょう。中学受験は親子の受験。最後まであきらめず親子一緒に合格を手にしてください。

志望校の探し方

STEP1 学校を幅広くピックアップ

まずは、私立中学に求めるもので「これだけは譲れない」というポイントを明確にします。親子の希望もすり合わせ、学校選びの指針に。この志望に沿っていて通学可能圏内にある学校を、受験情報誌やインターネット、学校案内のパンフレットなどを利用してピックアップ。複数の媒体を、状況に応じて使い分けましょう。この段階では条件を絞りすぎないことも大切です。

STEP2 実際に学校を訪問する

学校の雰囲気や相性を知るには、実際に行ってみるのが一番。保護者が学校説明会に行ってある程度学校を絞り込み、文化祭やオープンスクールなど体験型の行事に受験生を連れて行くというパターンが多いよう。第1志望校にはできれば複数回訪問し、併願校でも受験する可能性がある学校には必ず一度は足を運びましょう。訪問後はその日のうちに印象をメモし、情報を整理することも忘れずに。

STEP3 比較して志望校を決定

訪問した学校を比較・分析して志望校を決定します。親子で意見が分かれた場合は、双方が納得するまで話し合いを。第1志望校は受験生本人の気持ちを尊重し、せきれば6年生の夏、遅くとも秋までには決めたいもの。第1志望校は受験生のモチベーションを左右するので、一度決めたらできるだけ変更しないこと。併願校は秋までに4校程度に絞れていれば理想的です。