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中学受験において、漢字は低配分の問題ではありません

2022.08.03
中学受験で漢字は、かなり重要な部分を占めています。
点数配分としては低いのですが、ここを早く解けるか解けないかで後の配点の高い問題に掛ける時間も変わってくるのです。
また点数配分が低いからといって、捨てていいわけではありません。
中学受験は1点の差で当落が決まることさえあります。

そして漢字は国語だけの問題ではありません。
他の科目の問題で質問の意味が分からないことがあります。
意味が分からなくては、問題を解くことはできません。
国語の対策というだけでなく、他の科目対策として基礎的な国語、漢字能力は必須となるのです。

ではどうやって覚えるのかというと、受験生必須の丸覚えですと“言葉”だけで覚えて、本当の意味を理解することはできません。
これですと文字は覚えても、文章を理解することはできません。
漢字テストは良くても、その後の高得点な文章問題を解くことはできなくなってしまいます。
そのため漢字を覚えるためには、意味を同時に理解する必要があります。

意味も同時となると、1日に覚える数には限りがでてきます。
そのため1日に覚える数は少なめにし、日にちを掛けて数を増やすようにして下さい。
また使わないとすぐに忘れてしまいます。
一度習ったものは、頻度を増やし覚えたことを反芻すると脳のメモリーに刻まれます。